暦研究
Moon Cycle Hygieneの始まりは、犬たちでした。
愛犬ローズが産んだ6頭の子供たちのうち、3頭が我が家に残りました。
同じ日に、ほぼ同じ時間に生まれた3頭。
それなのに、性格も、行動も、身体の特徴も、それぞれまったく違いました。
なぜ、同じ日に生まれたのにこんなに違うのだろう。
人間の双子も同じです。
同じ日に、同じ場所で、わずかな時間差で生まれても、それぞれ違う人生を歩んでいきます。
その違いを知りたいと思ったことが、インド占星術の精密なホロスコープを学び始めたきっかけでした。
月と暦
ホロスコープを研究していくうちに、私は「月」に注目するようになりました。
人の気持ちや身体、日々の変化を見ていくと、月の動きと重なることがとても多かったからです。
月を追いかけるようになると、今度は「暦」が気になり始めました。
かつて日本では、月の満ち欠けをもとにした太陰太陽暦が使われ、季節を知り、農作業や日々の営みにも暦が活用されていました。
では、現代を生きる私たちにとっての暦とは何なのだろう。
そんなことを考えるうちに、一つの考えにたどり着きました。
一人ひとりに、自分の暦がある
世の中には、みんなが共有する暦があります。
けれども、人が生まれた日をその人の人生の始まりと考えるなら、その日を起点とした「その人自身の暦」もあるのではないか。
生まれた日の月相をその人自身の新月として、そこから月のサイクルを追っていく。
すると、人生の中で起きたさまざまな出来事が、その人自身の月のサイクルと重なっていることに気づくようになりました。
新しい仕事が始まった日。
人生の方向が変わった日。
大切な何かを手放した日。
そして、愛犬ローズが亡くなったのも、彼女自身の新月の日でした。
正確には、彼女自身の新月へ向かって月の光が消えていく、最後のタイミングでした。
生き物の一生には、その人、その動物それぞれの暦があるのではないか。
私は今も、そのことを研究し、検証しています。
自然のリズムと、現代の暮らし
太陽が昇ったら起き、暗くなったら眠る。
現代の私たちは、必ずしもそんな自然のリズムに合わせて生活しているわけではありません。
それが良い、悪いということではありません。
ただ、本来、人間はどんなリズムを持っているのか。
自分には、どんなタイミングで動くことが自然なのか。
どんな時に進み、どんな時に休むのか。
自分のリズムを知って生きることと、知らずに生きることでは、「生きやすさ」は少し違ってくるのではないかと思っています。
自分自身や身近な人、動物たちの出来事を観察しながら、暦と実際の人生を照らし合わせ、研究と検証を続けています。
サイデリアル方式
Moon Cycle Hygieneでは、インド占星術で使われるサイデリアル方式を採用しています。
現在一般的な西洋占星術で使われるトロピカル方式では春分点を牡羊座0度としますが、地球の歳差運動によって、実際の星座の位置との間にはずれが生じています。
サイデリアル方式では、そのずれを補正して星々の位置を捉えます。
暦と実際に起きている出来事との関係を観察し、検証していくうえで、私はこの方式を使っています。
研究したことを、暮らしへ
暦を研究する目的は、未来を当てることではありません。
自分の性質と、自分が今どんな時間の中にいるのかを知る。
そして、それを実際の人生に活かす。
人間関係に悩んでいるのであれば、単に「相性が良い、悪い」を見るのではなく、何がその関係の中でネックになっているのかを考える。
仕事に悩んでいるのであれば、「適職」を一つ決めるのではなく、その人が持っている性質や人生のタイミング、今の人生で取り組むテーマを読み解いていく。
Moon Cycle Hygieneでは、暦の研究とインド占星術の知識を、日々の暮らしや人生に活かすためのコンサルティング、個別カレンダー、講座としてお伝えしています。
▶︎ My Daily Moon Cycle Calendarについて

